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「何とかなる」で歩いてきた僕が、未来を作ろうと思った

この記事を書いた人
hoshu

統合失調症当事者lineグループ「すきゾ!」の管理人。1996年に統合失調症発症。その後僧侶の資格を取得、30代で北京と3年ウイーンで1年海外生活。

1人でも多くの方が、希望を見いだし、心が救われますように😌 一緒に乗り越えましょう!一緒にいっぱい楽しみましょう😃

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僕は基本的に、計画性がない人間なのだと思う。

北京に飛び出したときも、準備期間は2週間ほどしかなかった。「まあ、何とかなるんじゃない?」という気持ちのほうが、「本当に大丈夫なのか?」という不安より強かった。

そして実際、何とかなった。

4年間の海外生活で、奇跡的に何とかなってしまったせいで、僕の中には妙な成功体験が残っている。だから今でも、何かを始めるときに綿密な計画を立てるより、「たぶん今回も何とかなるだろう」と思ってしまう。

これは楽観的と言えば聞こえはいいけれど、別の言い方をすれば、ただの行き当たりばったりである。

計画性がなく、直感や感性に従って動くことは、ある種の才能なのかもしれない。けれど、その才能を履歴書に書くとしたら、たぶん「計画性:ありません」と赤字で書かれる。

ただ、もし僕がものすごく計画性のある人間だったら、すきゾ!も、PureLightも、その前身となったすきゾ!家族会も、存在していなかったと思う。

「統合失調症の当事者が集まるLINEグループを作ろう」

そう思って始めたものが、気がつけば10年以上続いている。

時給に換算したら、たぶん10円にも満たない仕事をずっとやってきたことになる。普通なら、とっくに最低賃金を求めて退職届を出している。でも、僕はなぜか辞めなかった。

そして今、すきゾ!とPureLightが、まるで最初からそこにあったかのように存在している。

これは僕にとって、現代の小さな奇跡だと思っている。

何かを始めるとき、未来のことを全部見通していたわけではない。むしろ、ほとんど何も見えていなかった。ただ、そのときどきで「こっちじゃないか」と思う方向へ進んできただけだ。

そう考えると、僕の人生は計画によって作られたというより、偶然と直感と、少しの無謀さによってここまで運ばれてきたのかもしれない。

でも、子どもが生まれた今は、少し事情が変わってきた。

自分1人なら、「まあ何とかなる」で済ませられる。でも、愛息くんがこれから大きくなっていくことを考えると、僕の「何とかなる精神」だけに未来を任せるのも、さすがに心配になってくる。

だからこれからは、もう少し計画性を持ちたい。

子どもの未来のためにも、すきゾ!の未来のためにも、今まで偶然のように続いてきたものを、これからは少し意識的に次へ渡していけたらと思う。

とはいえ、計画表を作った翌日に、その計画表そのものを忘れている可能性もある。

それくらいの僕でいいのかもしれない。

ただ、昔より少しだけ遠くを見ながら、何とかなる未来を、自分でも少しずつ作っていきたい。

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