
2025年5月13日(火)20:00から「かたる☆きく☆ひろがる」というオープンダイアローグの会を主宰している支援者さんが主催した統合失調症デーのイベントでお話しをさせていただきました。
イベントでは、20名近くの当事者、ご家族さまが参加してくださり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
僕はその会で只今2025年6月30日まで実施しているクラウドファンディングのお話しをさせていただいたのですが、そのクラウドファンディングは「統合失調症のことをもっと知ってほしい」ということで立ち上げたプロジェクトです。
会ではこんなお話しをさせていただきました。
近年、統合失調症の当時者が犯罪を犯してしまうという背景には、統合失調症に対する障害理解が十分にされていないためなのかとも思ったりします。
障がい理解が十分にできているのなら、そんな犯罪など起こらないのかもと思いました。
会で僕が話したことで、僕の家族の話にも話題が上りました。
うちの姉は福祉の勉強をしているのですが、傾聴というのは肯定もせず否定もせず、ただ相手の話に寄り添うという配慮の仕方ということですが、姉は僕が幻聴で苦しんでいると「それ、幻聴だから。意味ないから」と言ってくれます。
それは姉なりの傾聴の仕方なのかも知れません。
その証拠に、姉に幻聴であるとしっかり言われると、僕は「あー、この状態は異常な状態なんだ」と自覚できます。
姉は言います。弟の統合失調症のことを知るには、医療ではなく僕と対話することによって、障害理解を深めたのだと言うのです。
確かに100人いれば100通りの症状があるのが統合失調症だと言われています。
その当事者が育った環境、今いる環境、性格、さまざまなことからさまざまな症状の当事者が要るのだと思います。
というようなことを30分くらい会ではお話しさせて頂きました。
クラウドファンディング「統合失調症のことをもっと知って欲しい」プロジェクトが6月30日まで実施しています。

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