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これからの展望 2024年下半期 ピアサポートに対価が生まれる世界を創る🌍

この記事を書いた人
hoshu

統合失調症当事者lineグループ「すきゾ!」の管理人。1996年に統合失調症発症。その後僧侶の資格を取得、30代で北京と3年ウイーンで1年海外生活。

1人でも多くの方が、希望を見いだし、心が救われますように😌 一緒に乗り越えましょう!一緒にいっぱい楽しみましょう😃

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2024年上半期に考えた未来への展望が以下にあります。まだ暗中模索の時期て、漠然としていたことについても、グループ運営を続けながら見えた課題もあり、2024年下半期の「これからの展望」について考えてみました。

これからの展望 2024年度
これからの展望 2024年度① ピアサポートに相応の対価を得られる時代にするすきゾ!を通してピアサポートの大きな可能性を感じています。アメリカでは既に制度化されていてピアサポーターという職業が生まれているそうです。ただ、日本の場合はピアサポ...

2024年上半期の展望は以下のようなものでした。

  • ① ピアサポートに相応の対価を得られる時代にする
    すきゾ!の運営を最低でもB型作業所の工賃程度の対価を支払い、社会復帰の一過程として活用して貰い、すきゾ!が管理人hoshuなしでも続いていくことを考えていました。現状の募金だけでは不可能なことなので、年2回の募金・家族会PureLightにも協力を頂くことで、将来的には達成出来そうな手応えがあります。

  • ② 助成金の申請・すきゾ!全国大会の開催
    Lineグループという性質上、管理人の心が折れるなどでグループを退会すると、他のメンタルグループがそうであるように、やがてグループは荒れて継続は難しくなります。また、Lineは参加者誰でも強制退会が出来るシステムですから、誰でもグループを解体するグループ爆破の危険性もあるります。実体のある団体が運営しているLineグループではなく、Lineグループを母体としている脆弱性がを考えると、助成金を受けることは難しいことだと気付きました。

    すきゾ!全国大会に関しては、東京大オフ会では50名程度入れる会議室でないと難しくなって、交流を深めるという目的で全国大会を開催する必要性は薄れていて、その場で講座を開くとしても、現在WRAPグループで月に1度の学ぶ会があるので、実際に集まる必要性も感じなくなっています。

  • ③ すきゾ!グループの社会的信頼を得る
    今までのような形で資金を得ることは難しい現実に気付いたので、まずは今まで断っていたインタビューなども積極的に受けて、情報交換と協力関係を築き、社会的信頼を高めていくことが地道ではありますが近道のように感じています。

2024年下半期の展望

以上のことを踏まえて、考えた2024年下半期の展望がこちら。2025年の3月ですきゾ!誕生10周年です。10年で基盤を作り、次の10年で活動を引き継げる形にしたいと試行錯誤しているところです。

活動の母体が脆弱性のあるネットで、永続性を産み出すという新たな試みでにワクワクしています✨

① ピアサポートに相応の対価を得られる時代にする

すきゾ!の規模になると、時間的・事務的・メンタル的・金銭的負担は相当大きなものになります。今までは可能な限り1人で運営してきましたが、結局1人の力で運営出来るのは250名程度が限界なのではないかと推論しています。

これから活動の幅を広げるためには、1人の力では基本的に難しく、皆と協力する方法を模索していかないといけない時期に入ってきたように思います。

いきなり多くの雇用を生み出すのではなく、まず1番負担の大きい副管理人に対して、B型作業所の工賃程度の対価を支払い、社会復帰の一過程として仕事として取り組んで貰うことが次なるステップへ進むための最初の一歩だと思っています。その後様々な活動にある程度の対価を支払えるようになれば、自信にもなりますし、誰かのために役に立つという生きがいの創出にも繋がっていき、未来の世代に大きな希望を残すことになるでしょう。

現状では当事者だけでの募金では賄えないので、告知していたように、今年から募金を年2回募集することにして、家族会PureLightにもご協力を仰いでいます。

継続して活動を続けていけたら、B型作業所の工賃程度は支払えるようになる手応えはあります。

② すきゾ!グループの社会的信頼を得る

今の状況では助成金など受けることはシステム上困難ですが、例えば現在、秋田大学と共同研究している「オンライン支援モデルの開発」の有効性が認められることや、今まで断っていたインタビューなども積極的に受け、各種団体との協力関係を生み出すことで社会的な信頼を得て、ネットを母体としたグループが支援の対象となるロールモデルとなりたいというのが願いであり目標です。