
先日のwrap講座は今回も増川ねてるさんを講師に迎えて最大15名の参加があった。このような時代にこのような機会に恵まれているのは本当に有難いことだよね。
ねてるさんのwrap講座感想
例えば、ピアサポート文献であれば支援技法などについて学ぶことが出来ても、実際にリカバリーする方法についてはあまり記されることはない。ピアサポートをするには、技法以前に自身がリカバリーした経験を持っていることが大前提となるが、ではどのようにリカバリーすればいいのか?という事はなかなか分かりづらい。しかし、wrapではそこが明確になっている。wrapはリカバリーしてきた先人たちの知恵の結晶だからだ。
今回学んだ道具箱は、リカバリーしてきた人たちに共通して有効であった自己対処法である。ねてるさんの実体験を踏まえて道具箱の中身を掘り下げることで、自分にはどの道具が使えそうかなどと検討することが出来た。そして、道具とは使い方次第で様々な効果を発揮し、その使い方は人それぞれである。どの道具が自分に適しているのか、さらにその道具をどのように使っていくのか検討することが今後の課題だと思った。
次回は、道具箱を使ってみた感想や体験談の共有会だ。次回の共有会までに夏の自由研究として取り組んでいくが、私はピア・カウンセリングやフォーカシング・エクササイズに注目している。
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