弱音が必要のない人ならそれは幸せなことだ。
世の中、ポジティブにって場所は沢山ある。でも、ネガティブなことを好きなだけ吐き出せる場所はあまりないような気がする。
もしあったとしても、ネガティブを吐き出すには、えらいお金が掛かったり。
僕らは、プロではないけどネガティブを共感し合うことで、心の傷が癒されていくことを実感している。心の傷は簡単に癒されないものもあるし、自分で気がついていないものもある。共感しあって吐き出してあるうちに、気付きがうまれ改善していくこともある。
何度でも、言える場所であることが大事。
誰も強制されてないし、必要な人同士が利用して卒業していけばいい。
病院では治せない部分を補てんしてくれる重要な場所だと思っている。
病気との付き合い方というテーマで、いかに自分を観察するか、楽しみを見つけるかが重要だという話になった。集中して逃げたり、日常のなかでできることをしたり、皆、うまく気晴らししながらこの病気とかかわっていっているようだった。参加者は聞き専を含めると10人ほどはいた。寛解になっている人、病歴が長い人などがいたので、自分と比較してよい勉強になった。
今回の統失カフェで印象的だったのは、皆さんの具体的な症状と対応について、教えていただいたことです。薬では、抑えきれない被害妄想的なものは、残ってしまいやすいけど、自分に対する自信みたいなものが回復していくと、うすらいでいくこともある。など、何年も、病気と向きあってきた方の病状の経過を教えていただき、自分は、今、どの位置にいるのかなぁと考えたりしていました。統合失調症の当事者が集まっているからこその、体験談。とても、貴重な場所であると思いました。