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20241119 第10回WRAPを学ぶ会~キーコンセプト「希望」~

この記事を書いた人
mori

29歳。統合失調症当事者。将来の夢はピアサポーター。現在はB型作業所に通いながら、WRAPについて学び、ウェルビーイング達成に向けて日々奮闘している。
モットーは「自然なおもいやり」
アイコン画像は愛犬のハル君。

今回は、WRAPのキーコンセプトの一つである「希望」にフォーカスしながら、日本文化に適合したオリジナルWRAPを創るために議論しました。

まず、キーコンセプトの希望を一言で言うならば、下記のように言えるでしょう。

どのような境遇におかれていたとしても、苦しみには終わりが来ると思えること、現状は変わると信じられること、なにか道が開かれそうだと感じられること――そんなふうな、ふと明かりが見えるような気持ち

また、希望を持つことで下記のような効果があるといいます。

やっかいで、辛い気分や行動を経験しているとしても、元気になり、いつまでも元気であり続けることができます。

ゴールに向かって努力し、それを達成することができます。幸せで実り多い人生を送ることができます。

 

今回はWRAPのキーコンセプトの一つ「希望」について学びました。

 

英語の原文では、hopeを意味しており、自分達はできる!(can)という事を強調されています。

 

これを適切な日本語表現にすると、ねてるさんは「明けない夜はない」と仰られており、とても感銘を受けました。

 

希望という言葉からは、どん底にいる時でも無理にでも笑顔を保っていなければならない。そんな印象を受けますが、

明けない夜はないという言葉からは、この辛い状況からもいつかは脱することができるという、先にある光を前向きに見つめることが出来ます。

 

また、ねてるさんは、希望のサイクルと絶望のサイクルがあるとも仰られておりました。

 

希望のサイクルとは、希望を持つことで考え方が変わり、そこから行動が変わり、行動が変われば当然結果も変わる。結果が変われば考え方が更に変わる。この正のサイクルを言います。

 

希望を持つだけで、絶望のサイクルにいる時より、確実に明るい未来に向かっていけますし、サポートしてくれる周囲の人々も絶望を助長する人から、希望を支える人に変わってくると言います。

 

明けない夜はないと言うこの考え方を持ち続けて、自身のリカバリーの道を邁進していきます。

私は、ねてるさんでも、調子の悪い時、できる未来にチューニングし直す。というお話しをきいて、リカバリーが順調であるものの、停滞している自分もチューニングが必要だなと思いました。

「何もしなくても朝はくる、何もできなくていい。」と言う言葉に安心させられました。自分は何もしてないが、焦らず着実にリカバリーの道を進んでいきたい。

 

今この様に、講座に参加して頂きご意見を述べられている事がまさに行動だと思います。それにより切磋琢磨し、お互いに刺激を与え合うことで、成長を感じております。何もしてないなんてことはありません。本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。

希望は実現可能なCANなことであり、そのCANの思考を行動に移し、その行動が希望的な結果を生み、その結果周りからのサポートが良いものをなっていくというポジティブなサイクルを生み出す考え方は素晴らしいと思いました。自分でもその考え方を、小さなことから大きなことまで、実践していきたいと思いました。

学ばれた事を実行に移される行動力も尊敬いたします。

現在に意識を集中させて行動すれば、未来は自ずと良いものになる。だから、未来を心配する必要はない。と、ある本に書いてありました。

私も見習います!

希望のサイクルの話の時、

私はちょっと違うことを思っていました。

ずれたことを言っているかも知れず申し訳ないのですが、、

 

希望を持っていると応援してくれる人が集まる。

その通りだと思うのですが、

絶望している人の辛い気持ちも共有したら希望かも知れないと思います。

 

私がとても辛かった時のことを思い返すと、死にたい気持ちや辛い経験を話してくれた人たちがいたことに救われていることに気がつきます。

絶望の中にあって誰かが自分の絶望を語ってくれたことは私にとっては夜明けを感じさせるものでした。

たぶん、その人たちは私が絶望していなかったら話してはくれなかったように思います。

 

希望は持とうと思って持つようなものではなく現実と目の前の相手になんとか向き合うだけなのかも知れないです。

仰る通りですね。感嘆いたしました。

これぞまさに、サポートの中でもピアサポートと呼ばれるものですね。

人のリカバリーに欠かすことのできないサポートとして位置付けられているものです。

お互いにとても辛い経験をしていなくては、共感できない世界があります。

その経験からくる優しさは特別なもので、そういった人たちこそ極上なサポートができるものだと思います。

 同感です。

 

私がはじめてラップを知った時、やる気にもなれませんでした。

弱音で、洗いざらいネガティブを話し、共有、共感し、自分の感覚を認められるようになった時、弱音の仲間が、それでも、何か行動してるのを見て、自分も何かしたいなと思い、ラップグループでねてるさんの話しをきいて、やってみようと思いました。

 

目の前のできることCANをおっていくことに意味があるのかもしれませんね。

希望は、目標ではなく、「明けない夜はない」という明るい未来を持って動くことなのかもしれませんね。

 

ねてるさんのチューニングとは、できないところに目をむけるところから、できるに目をむけることなのかなと思いました。

「明けない夜はない、やまない雨はない。」と信じれるだけで、「何もしなくても朝はくる、何もできなくていい。」という意見があった通り、悪い状況でも待つ事ができるということが印象に残りました。その余裕が自分を俯瞰することにつながり、適切な対処が可能になると思いました。

今回の講座には合計11名の方々にご参加いただきました!

またのご参加をお待ちしております。

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