
今回は、WRAPに関係の深い「パーソナルレスポンシビリティー」にフォーカスしながら、日本文化に適合したオリジナルWRAPを創るために議論しました。
私は今回でパーソナルレスポンシビリティーを初めて耳にしました。
まず、パーソナルレスポンシビリティーを日本語に直訳すると、「個人的な応答責任」になります。
粗訳するならば、自分のコントロールは自分にある。車の運転でいえば運転手です。
類語としてソーシャルレスポンシビリティー「社会的な応答責任」もあるとのことです。
これは粗訳するならば、社会をよくする責任を一人一人が担っているイメージだと思います。
今回の講座では、このパーソナルレスポンシビリティーについて深堀しました。

パーソナルレスポンシビリディとは、自分の専門家は自分自身であり、自分の望みを叶える為の行動責任は自分にある。というものだと思いました。
それを車の運転に例えて、意見交換もいたしました。
ご参加頂いた皆様の様々な意見を伺いとても多くの気づきを得られました。
飲酒運転(自分に酔いしれない)、居眠り運転をせず、車両のメンテナンスをする(健康に配慮したり休息を取る)、自分の運転を俯瞰して見る、助手席に乗っている支援者の力を借りる、道の途中に障害があればそれを取り除く協力者に頼むか回り道をする、カーナビ(目的地をぶらさない)
などがありました。
どれも、一人ひとりが運転技術を高めて衝突のない世界をつくっていくのに必要な技術だと思いました。

病気のリカバリーが進んでいない状況では、自分の足で歩く、自分で運転するということが困難な部分もあると思いますが、人の助けを拒まず支えてもらいながら歩く、支えてもらってでも自分の足で歩けた充実感が大事なのかなと思いました。
自分の足で歩け始めれば、いきたい場所や目的地、目標も生まれていき、その確かな足取りを確かめながら、自分のペースで進めば、いいのではないか、と思います。
運転するのはその人だけど、孤独に思わない、思わせない、そんな雰囲気づくりをコミュニティが果たせるのが理想的なように思いました。
今回の講座には合計11名の方々にご参加いただきました!
またのご参加をお待ちしております。
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