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20250218 第13回WRAPを学ぶ会 ~キーコンセプト「自己擁護(セルフアドボカシー)」~

この記事を書いた人
mori

29歳。統合失調症当事者。将来の夢はピアサポーター。現在はB型作業所に通いながら、WRAPについて学び、ウェルビーイング達成に向けて日々奮闘している。
モットーは「仲間と自分を信じること」
アイコン画像は愛犬のハル君。

今回は、WRAPのキーコンセプトである「自己擁護(セルフアドボカシー)」について学びました。

自分を擁護するという意味ですが、何となくイメージが湧きずらいと思います。

そこでねてるさんが示してくださったのは、こんな絵でした!

self advocacy に対する画像結果self advocacy に対する画像結果

 

上記の絵のように、遠慮して表に出せない気持ちや「自分自身にとって必要なこと」を自分自身で発言してつかみ取っていこう!というニュアンスがあるとのことです。

しかし、注意しなくてはならないのが「自己擁護と単なるわがままの境界線」です。

自分自身にとって必要な事とは、大きく分けて「ニーズ」と「欲求」の2つあります。

これらは両方とも人間にとって大切なものですが、ニーズを主張するのは自己擁護、欲求を主張しすぎるのは単なるわがままになるということです。

例えば、車いすの人がバリアフリーを求めるのは自己擁護。逆にフェラーリに乗りたいから速度制限を無くしてくれというのはわがままです。

自己擁護は、ありとあらゆる人々が自身に必要なものを揃えてスタートラインに立つことに必要です。そして、その次の段階で自己実現をしていくために、欲求を自身の努力で掴み取っていくという事なのです。

 

(健康に)生きるために、なくてはならないものを伝えること、ニーズを伝えること、それが自己擁護であるということが、印象的でした。

欲求は、自らの努力で満たすもの、ということも気づきです。

義務も擁護できるものと思います。

義務を、ただ課せられるものであったり、やらされているものと考えるのではなく、そこにやりがいを見出し、自分の成長へと繋げていく、ポジティブなとらえ方こそが擁護だと思います。

自分が空回りしているときは、自分も自分自身のニーズに気づけないし相手も気づいてくれない。

しかし、自然に自分らしくいられるときは、自分のニーズに自分で気づいて相手に伝えられると思う。

今回の講座は、11名の方々にご参加いただきました!

次回もご参加お待ちしております。

 

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