
Lineは他のSNSと比べて自由度が高く、有効に利用出来るとピアサポートには最適なSNSのように思う。ROM専門で見ているだけでもオッケーだし、たまに挨拶する程度でも、仲良くなった人と個チャをして個人的な相談も出来るし、通話グループで同じ統合失調症で共感して喋ることも出来るし、仲良しグループを創って更に心地よい居場所を作ったり、リアルで会って遊ぶことも出来る。
自由度の高さは、他のSNSにはないものだと思う。
ただ、高い自由度は同時に脆弱性も含んでいる。すきゾ!もグループ爆破が3回あった。誰でも強制退会が出来るシステムだから、荒らし目的で入会してグループの全員をグループから削除された。1度解体したグループを再構築するのは本当に面倒💦
またグループの管理人に万が一があってスマホに触れなくなると、グループが荒れて解体するメンタルグループはたくさんある。
統合失調症当事者のみで、これほど大規模に10年近く続いているグループは他には知らない。
今まで、グループ爆破にしても荒れても、困難を皆で乗り越えて、グループ全体が成熟して今のような理想的なピアサポートグループに育っていったということもある。
すきゾ!永続性を求める
今の課題は、Lineという脆弱性なシステムを利用して、すきゾ!の永続性を求めることが次の現実的な目標としてある。
僕が僧侶と言うこともあり、運営はお寺を参考にしている。地域で唯一永続性があるのがお寺だと言われているから、上手く行くと永続性に近いものが生まれるような気もしている。
お寺で例えると、僕が住職だとしたら、副住職を育てて、やがて副住職が住職になり、前住職は新住職にアドバイスをして見守る立場になる。その循環がすきゾ!でも生まれると、万が一住職が居なくなっても、お寺は続いていく。
後は、管理人の独断にならないように、総代会があって相談出来る。総代会はグループ歴が長く、症状がある程度安定していて、冷静かつ客観的に判断出来る方に頼んでいる。
30人を越えるグループには世話人を置き、全体回覧やグループによってはグループ管理人のような立場になって、グループをまとめてくれる世話人もいる。
僕が自由が好きだから、すきゾ!の皆も基本的に自由にしてもらっている。初期の頃は皆に任せてルールは設けなかったけど、繊細な人が大多数なグループだから、その繊細さに配慮するためのルールは自然発生的に生まれた。
すきゾ!の現状
すきゾ!の現状は、ようやく副管理人をお願いして、すきゾ!スマホを持って貰ってグループのチャットを把握してもらって、返信が必要なものだけ転送してもらっている。
1度すきゾ!用スマホを持つと、2度と持てないと思うぐらい、時間もストレスも大きな仕事だ。
簡単に移行出来るとは思っていないけど、3年ぐらい掛けて徐々に僕が関わる時間を減らしていけたらと思っている。
先日ふとLineメンタルグループの脆弱性に気付いて、色々と試行錯誤して、僕に何かあっても、ピアサポートしては最高の組織の1つの「すきゾ!」は永続していって欲しいというのが願いだ✨
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