
「すきゾ!」の有志で作っている季刊誌『文藝すきゾ!』の春号が、今年も世界統合失調症デーの5月24日に発行される。去年と同じ日だね、と誰かが言って、それがなんだか少し嬉しかった。同じ日にまた出せるって、簡単そうで、実はそうでもないから。
文章を書きたい人、絵を描きたい人、自分の中にあるものを少しでも外に出してみたい人。みんなの「表現したい」という気持ちが少しずつ集まって、『文藝すきゾ!』はここまで辿り着いた。
冊子を作るときって、みんなそれぞれ生活がある。疲れている日もあるし、誰とも話したくない日もある。それでも原稿を書いたり、レイアウトを考えたり、連絡を返したりしているうちに、気づけば一冊ができている。毎回、不思議だなと思う。
今年は表紙の絵師も変わる予定だ。年度ごとに変えてみたら、雑誌そのものの空気も少しずつ変わって面白いかもしれない、と思った。人が変わると、同じ「春」でもぜんぜん違う色になる。
僕は、描いている人がちゃんと楽しんでいる絵が好きだ。上手いとか下手とかより先に、「あ、この人、描くの好きなんだな」って伝わってくる絵。そういう絵って、見ていると少し安心する。無理していない感じがするからかもしれない。
文章もたぶん同じだ。うまく書こうとしすぎた言葉より、ちょっと不器用でも、その人の体温が残っている文章のほうが、あとから思い出したりする。
今回の春号も、そんな空気のある一冊になればいいなと思っている。
乞うご期待✨



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