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20250325 第14回WRAPを学ぶ会 ~キーコンセプト「自己擁護(セルフアドボカシー)」~

この記事を書いた人
mori

29歳。統合失調症当事者。将来の夢はピアサポーター。現在はB型作業所に通いながら、WRAPについて学び、ウェルビーイング達成に向けて日々奮闘している。
モットーは「仲間と自分を信じること」
アイコン画像は愛犬のハル君。

今回も前回に引き続き、セルフアドボカシーについて学びました!

前回のおさらいから。

まず、セルフアドボカシーとは自分で自分のことを擁護するという意味の言葉で、

自分が必要とするものを求めることです。

しかし、必要とするものを求める時に注意したいことが、「want」と「need」という考え方です。

「need」は、自分が当たり前の幸せや最低限の生活を手にするために必要不可欠なものを求めること。

「want」は、自分がより理想に近づくために自分で掴み取っていくもの。

needは自分の声を前に出して他人に求めるべきものです。しかし、wantを他人から求めようとすることは、単なるわがままになってしまいます。

 

そして今回新たに皆さんで考えたのが、needの伝え方!

★相手に分かり易く、明確に、そして穏やかに自己主張していこう!!!

というものです!

今回は「個人の権利憲章」から自分たちが必要とするものは何かを分かり易く明確に穏やかに話し合いました。

次回の講座で、具体的にどのようにすれば相手に分かり易く明確に穏やかに伝えられるかを考えていきます!

 

私が個人的に今回学んだ個人の権利憲章(全27項目)で響いた項目は、

④私には間違いをするし、完璧でなくてもよい権利があります。

⑥私には人を傷つけないやり方で、肯定的な、あるいは否定的なものも含めて、すべての感情をあらわす権利があります。

上記の二つです!

④については、私自身「白黒思考」や「0か100思考」に囚われて完璧主義になりがちな側面がありますが(他の当事者の方々でも多いと聞きます。)自分の失敗や短所も、逆に長所もひっくるめて、すべてを受け入れてくれる仲間たちがいると信じられるようになってから、とても生きやすくなり、ありのままの「いい感じの自分」でいられる時間が増えたと思います。

⑥についても、「人を傷つけないやり方」という点を重視しながら、ありのままの自分を表現しても受け入れてもらえるという仲間を信じる気持ちも大切だと思いました。

 

また、今回ご参加頂いた方からのコメントには「自分のneedを伝えようとしても、【これはwantなのかな?】と不安になって主張できなくなることがある」というものもありました。

私自身もまさに当てはまることで、どうすればいいのか講座の仲間で話し合ったところ、「わがままかどうかは言った後に人が判断する。まずは口に出してみることが大切」という結論に至りました。

次回のテーマでもある、その際の伝え方も大切になってくると思います。

また次回の講座が楽しみです!!!

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