
2025年3月23日
改訂 2026年3月23日
すきゾ!の歴史
2015年3月23日に、統合失調症をLineグループ「すきゾ!」と、すきゾ!から独立したPureLightの前身「すきゾ!家族会」を発足しました。
それから、10年間必死に走り続けてきて、2025年3月23日で、めでたく10周年となりました🎉
すきゾ!を始めて、始めることと辞めることは簡単で継続が大切と思っていて、自分が感じた統合失調症という「絶望」をなくすためにも、10年は続けよう!という強い想いで運営してきました。
10年前は10年続けられたらグループを解体しようと思っていましたが、当事者で300名近くの参加者があり、大規模で年齢も地域も立場も超えて、これほど愛されているグループなので、それは現実的には不可能になりました。
運営していく困難
一般的に重篤とされる統合失調症という疾患を抱えながら必死に生きている人たちのグループで、これだけ大きなグループとなったのは感慨深いものがあります。
当事者グループは、若い世代が多いこと、社会経験がほぼない方、入院中の方、入院加療が必要とされる方も受け入れているグループですから、グループが荒れることも、管理人という立場上、やり場のない怒りをぶつけられたり、逆恨みをされることもあり、相当に困難な道のりでした。
任意の募金制
2022年度より運営費の捻出のために「すきゾ!」に募金の依頼を始め、2024年度より家族会「PureLight」にも募金のお願いをすることになりました。
理想とする運営には年間350,000程掛かり、不足分は管理人負担としていますが、現在は100名以上の方より、200,000円を超える募金があります。
それほど皆に愛されて、すきゾ!を大切に思って、存続と発展を望んでいる方がこれほど多いのは、当初の想像を超えており、誠に感謝の念に堪えません。
理想としては、募金だけではなく各種機関と連携をしつつ、謝礼等でも賄い、管理人の手出しをなくして次の世代に移行していくことです。
次の10年
年齢を重ねると、10年単位で考えられるようになっています。今の10年の目標は、まず「すきゾ!」の存続と、ピアサポートを日本に定着させることを考えています。
諸外国のように、サービスには対価が必要という意識が薄い日本ですが、すきゾ!では投薬治療や医療関係では回復しなかった方もリカバリーした例も多くあります。
当事者のピアサポートグループは社会的に絶対に必要なリソースと思っていて、すきゾ!のようなグループが次々と生まれ、そこから対価を得て、仕事として取り組み、雇用と生きがいを創出出来る世界を夢見ています。
各種機関との連携
2025年度は、秋田大学・東邦大学・筑波大学・国立精神・神経医療研究センターと協力することが出来て、それぞれ明確な成果が生まれました。
2026年度は企業のトライアドジャパンと連携を図っているところです。
個人が中心となっているグループですが、すきゾ!で300名近く、家族会PureLightは700名を超える参加者があり、大規模なグループでないと不可能な各種講座も開講されています。
- 秋田大学の主催する「WRAP講座」
- 筑波大学の「オープンダイアローグ講座」
これらは初期の頃を考えると、奇跡のようなこととにも感じてしまいます。
将来は、募金だけではなく、大学や研究機関との共同研究、製薬会社との契約、病院との連携、社会事業として行政と協力して資金を得るようなことを考えています。
皆さまへのお願い
10年計画で新たなステージに辿り着ければ良いと思っています。
副管理人制度
現在は、頂いた募金で副管理人を2人にお願いすることが出来ていますので、個人でやってきたときのように、管理人の心が折れたり、管理人の一存でグループを解体することはなくなりました。
ただ、副管理人制度にすると、副管理人は基本的にずっとスマホを手放せなくなり、24時間繋がる命の電話の電話番のような責任が生まれ、100以上あるグループのチャットを全て読み、人間関係等を把握して、トラブルの仲介をすることなどを考えると、相当に時間とメンタル的なストレスが掛かるポジションです。
しばらくは、その対価を募金で賄わせて頂いて、やがてはA型作業所の最低賃金を支払えるようになるのが目標です。
やがて皆が生きやすい世界へ!
10年前の状況で、すきゾ!とPureLightで1000名近くの人と繋がるグループを作る!と言っても、1000人のうち999人は無理だと言ったことでしょう。
強い想いで継続すれば、やがて統合失調症に関わる人はもちろん、障害者が生きやすい世界、すなわち皆にとって生きやすい理想的な社会を生み出せるのではないかと、夢見ています。
これからも無理をし過ぎて再発しない程度に、精進努力して参ります。皆さまの温かい支援を頂けると大変に幸甚です。




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